2025/10/06 低温環境下での分光画像取得に成功 2025.10.062025.10.10 NINJAのクライオスタット内の様子。 輝線光源を用いてNINJAで取得した分光画像。左から右に向かって、波長およそ0.85-2.5μmのスペクトルが写っています。 赤外線検出器を含むすべての光学素子やスリット交換機構などの可動部をクライオスタット内に組み込み、低温環境での冷却試験を実施しました。観測時と同じ温度条件下で、装置として初めての分光画像の取得に成功しました。この試験により、光学調整の確認に加え、今後の運用に向けた制御系の検討に必要なデータを得ることができました。 この試験は、国立天文台先端技術センターで実施しました。